第二問の問題から答え、解説まで
問題
過去最高額で落札されたのは日本三大和牛(日本四大和牛)の中の一頭ですが、一体どの牛でしょうか?次の①~④の中から正解をお考え下さい。
①.神戸牛(こうべびーふ)
②.松阪牛(まつさかうし)
③.近江牛(おうみぎゅう)
④.米沢牛(よねざわぎゅう)
答え
解説
過去最高価格は、2002年(第53回)で落札されました。
その価格は、驚きの
50,000,000円
牛一頭ですよ?すごいですよね!
これは、松阪牛の女王を決める、年に一度の大イベント「松阪肉牛共進会(まつさかうしにくぎゅうきょうしんかい)」で起こりました。
松阪肉牛共進会の始まりは1949年(第1回)という、歴史と伝統のある共進会です。
さらに解説
牛の共進会を簡単に言うと、牛の優劣を審査する品評会。
その共進会は一般的には、枝肉(家畜の、頭・内臓・尾・肢端(したん)をとり去った肉)での開催が主流ですが、
松阪肉牛共進会はとても珍しい、生体(生きている牛)での開催です。
難しく考えないで下さい!とってもシンプルです。
つまり、松阪肉牛共進会では、松阪牛一頭がどのくらい食べれるところがあるのか、
またはどのくらいサシが入っているのかを、見る前に価値や価格を決めているのです。
もっと解説
しかし、一般的にセリの単価は、枝肉のキロ単価です。
それをもとに、過去の落札価格を高い順に並べてランキングにしてみました。松阪牛は上記5千万円の牛が500kgと仮定して計算しています。
松阪牛(100,000円/キロ)
神戸牛(8,024円/キロ)
米沢牛(6,052円/キロ)
近江牛(3,725円/キロ)
注意ポイント
これは、あくまでも価格のランキングであり、美味しさをランキングにしたものではありません。
松阪牛が過去最高落札額では断トツ一位ですね!
もし、その味を確かめたい方は、実際に食べ比べてみる事をおすすめします。
あなたのお好みの牛肉を見つけてみては、いかかがですか?^^